top of page
旧佐竹家とは

旧佐竹家とは

​About

建築家が提案する

「究極のおもてなし空間」

築170年の記憶を可能な限り残しつつ未来に継承される新たな建築と、そこでしかできない「究極のおもてなし」を目指し、建築家が空間づくりから建築の運用デザインまで全てを手がける文化・芸術の創造拠点です。歴史的祭礼の会所や、アートイベント、ギャラリーやサロンなど多くの人が集まるコミュニケーションスペースとして幅広く開放しているほか、養老町の文化芸術振興活動「メイド・イン・ヨーロー!」の活動拠点として国内外から芸術家や教育機関などが滞在し、ユニークな活動を展開しています。

CONFORT外門.JPG
養老広域02_2_アートボード 1_narrow.jpg

京都

​養老町

名古屋

大津

​岐阜

山と水に囲まれたその特異な地形からかつて文化や経済の交通網として栄え、1300年もの長い歴史を歩んできた養老町は、日本の中心に位置しながら岐阜地方をはじめ名古屋(東海圏)や京都(近畿圏)からもアクセスがよく、また世界的に有名な芸術作品「養老天命反転地」の存在もあることから、文化の発信拠点として大きな可能性を持つ場所です。さらに肉の産地として注目を集めているほか、四季折々の美しい自然を求め多くの観光客が訪れており、周辺地域と共に魅力的な町づくりが進んでいます。

平面図

平面図

敷地図_07-01_北角度mobile-01.jpg
敷地図_07-01_北角度-01_1200.jpg

道路

Art Space

N

​母屋

土間

​居間

座敷

風呂

二階茶室

入口

三階

二階

母屋

​敷地面積

1450㎡

母屋(2階建)

蔵(3階建)

322㎡

134㎡

一階

一階茶室

二階

​蔵

蔵​平面図

母屋

母屋

2008年に全面改修された古民家で、260年の歴史をもつ伝統祭礼「高田まつり」の会所として、地域に開かれています。

<2009年グッドデザイン賞受賞>

土間

土間

日本の伝統建築の象徴でもある土間はかつての雰囲気をそのままに、人の往来やたまりを生み出す魅力的な場所として再生されました。

居間

​居間

かつて2層だった居間は天井高6メートルの大きな吹き抜け空間とすることで、障子越しのやわらかな光に包まれた印象的な空間として蘇りました。中央に配置された大きな囲炉裏に加えて全面に配備された床暖房が冬場の寒さを心地よさに変え、人が集まるのに最適な場としています。

座敷

座敷

改修前とほぼ変わらぬ建築意匠と調度品からなる座敷は、伝統建築の美しさをそのまま体感していただける格式高い場所です。縁側の先には苔生した庭園と美しい養老山麓を臨むことができます。襖を外せば大人数を収容できる大空間となりその用途は多様です。

風呂

風呂

敷地の余剰空間に増築された幅2メートル、奥行き16メートルの浴室空間は、緩やかなアーチを描いた桧の曲面天井のもと、桧の内湯、石の露天、サウナや洗面、トイレブースがまるでオブジェのように配置され、非日常空間を演出しています。

一階茶室

​一階茶室

庭園に張り出す形で配置された二畳台目の小さなお茶室です。うっすらとスサが見える黒い土壁に真っ白な和紙のコントラストが印象的な空間で、にじり口脇に大きな円窓が空間の象徴として配置されています。

二階茶室

​二階茶室

一階の黒い茶室と対照的に赤い土壁と縦桟の障子窓、天然の網代天井で構成された四畳半の小間です。お茶室だけでなく客間としてもおもてなし可能な居心地の良い空間です。

​蔵

三層からなる築170年の蔵を構造補強含む全面改修をして再生させました。広い縁側から連続する開放的なテラスと空間の中心にデザインされた障子の吹き抜け空間が特徴の建築です。ギャラリーやサロンのほか、アーティストの創作拠点とするアーティストイン・レジデンスとしても活用されています。

<2020年グッドデザイン賞受賞>

​平面図

蔵一階

​一階

空間の中心である大黒柱をオブジェのように切り取る吹き抜けの意匠が特徴です。間接照明で照らし出された瓢箪柄の和紙でできた欄間や天井の格子越しに見え隠れする小屋裏が空間を華やかに演出します。縁側のフルオープン可能な建具が庭との一体感を生み出し、空間を視覚的に広くのびやかに見せています。ギャラリー仕様の照明や広いキッチン、パントリーなど設備面も充実しており、その用途は多様です。

二階

​二階

吹き抜けを中心に客室と洗面、シャワー、トイレが配置されています。壁面の板は既存の古材をそのまま再利用して、建材の新旧対比をデザインしています。蔵の特性から2階の天井高はかなり低く、非日常的な空間が広がっています。

三階

三階

かつてほぼ使われていなかった小屋裏を空間として再生させました。吹き抜け部分の床は全面ガラス張りとすることで、下階との連続性を作り出しています。客室のほか、ギャラリーやシアターなど、ユニークな空間として演出可能です。

表通りから一変して奥へ入ると広がる庭園には、全国から集められた飛び石をはじめ、四季折々の表情豊かな草木や苔が一面繁茂しています。母屋縁側から臨む視線の向こうには雄大な養老山麓が広がり、鮮やかな新緑にはじまりしっとりとした梅雨、色鮮やかな紅葉、真っ白な雪景色とその姿を美しく変化させていきます。

Art cafe

Art Space​

古い倉庫をアートスペースとして再生しました。木造架構が珍しいノスタルジックな大空間は、イベントやスタジオ、ギャラリー、カフェなど幅広い用途で地域に開放しています。倉庫前に広がる緑の空間とあわせて、様々な企画にご対応可能です。

(「ご利用・お問い合わせ」ページ参照)

bottom of page